放射線技師が自分らしい生き方を考える、そんなブログ

放射線技師の私が自分らしく生きるために日々あーでもない、こーでもないするブログです!実際に投資の結果などもお見せしますので少しでも始めるきっかけになればと思います。同じ医療従事者の方や投資・家電・アウトドア好きの人ともつながりたいです(^^)よろしくお願いします!

【進路】放射線技師の年収は?【学生向け】

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こんにちは!グンです!

 

今回は診療放射線技師お給料の話をしようと思います。

私はこの仕事を始めて約8年が経ちます。

この仕事を始めてから「仕事を失うリスク」「給料が下がるリスク」を背負ったことはありません。

コロナ禍で倒産や減給の話が飛び交う中、恐らく医療職の人にとっては全く違う世界で起きているお話に感じていたと思います。

 

つまり収入の安定感はすごくあります。

年収をあげようと思えばあげられるし、稼ぐチャンスは多いと思うので放射線技師を将来の目標にとして候補に挙げている方は是非最後まで見ていってくださいね。

 

 

 

1.放射線技師の平均年収

平成30年の調べでは診療放射線技師の平均年収は513万円です。

これは医師以外の医療職の中だと薬剤師に次ぐ第2位のポジションです。

つまり病院のスタッフの中で2番目に給料が高い人たちです。

ただ勘違いしてほしくないのは平均年収はあくまでも平均です。

日本の平均年収は、年収が少ない人と年収が極端に多い人の中間を取ったものが平均年収です。

今回の平均年収513万円は放射線技師の中だけの話なので「日本の平均年収」程にはバラつきはないと思いますが、入職してすぐにこの年収にたどり着くわけではないということを分かっていてください。

役職者としての手当(技師長・副技師長・主任...etc)、残業代など働く環境や立場でも給料は変わります。

 

ちなみに私の入職して3ヶ月間の手取り月給は18万5000円くらいだったと思います。

しかし、私の働いている職場は残業が多いので半年くらいで手取りは22万近くは行ってました。

 

 

2.働くチャンスがたくさん

放射線技師はバイトも多いです。

「バイトって...学生じゃないんだから...」

「せっかく放射線技師になったのにバイトしないと生活できないの?」

そういうことではないんです。

 

平均年収を見てわかると思いますが、バイトしなくても十分生きていける額をもらっています。

しかし、将来のために投資をしたい...、趣味にお金が必要...、そんな考えを持った時はバイトで簡単に稼ぐ事ができます。

 

私の今までやってきた放射線技師のバイトだと4〜5時間働いて2万5000円くらいはもらえました。

学生時代の時給1000円から考えると信じられない金額ですよね。

この放射線技師のバイトはどんなお仕事をするかというと、私が行っているのは検診業務なので主に

・胸部レントゲン

・胃透視(バリウムを飲んで行う検査)

をします。

それぞれ技師が1人ずつ配置されます。

私が言っている金額は簡単な胸部レントゲンを担当した際の金額です。

自由を求めるならお金は必要なので若いうちにたくさんバイトして生活を充実させることをお勧めします!

バイト先出会いもありますよ!

 

 

 3.女性 優遇?男性 優遇?

いろんなホームページで「女性の方が年収が低い」という内容を見ますけど、多分そんなことはないと思います。

病院の放射線技師の募集を見た際に基本給を性別ごとに分けて書いているところなんて恐らくないです。

では何故、女性の方が平均年収が低いのか...

それは女性の放射線技師も結婚をすると「時短勤務」「非常勤雇用」など家庭を優先させる働き方を選ぶ人が多いためだと私は思っています。

逆に男性技師は一家を支えるためにフルタイムで働く方が多いです。

女性技師の平均年収が下がるのは、そのような背景のある技師の収入も含まれているからだと私は思っています。

私の職場は民間の大きな病院ですが、性別で年収に差がある様子は全くありません。

ですので女性の皆さんも安心して放射線技師を目指してください。

 

最近は女性の放射線技師を募集する病院も多い、と感じます。

最近は乳がん検診に来られる方も多く、マンモグラフィーMRIの乳房撮影など肌を露出する必要がある検査には女性が必要です。

検診というのは保険診療ではなく、自費診療なので病院の言い値でお会計が進みます。

病院としては稼ぐチャンスなんです。

なので検診に力を入れる病院は結構あります。

検診を専門にしている施設が豪華だったり、スタッフの給料がいいのは多分そのせいですね(笑)

ただ病院と違って検診施設は「患者」ではなく「お客様」を扱う場所なので、接客・身嗜みにはだいぶ注意しないといけません。

 

 

4.検診を専門とする施設やクリニックに就職すると...

説明したように検診施設は結構 給料が高く、残業もほとんどないと聞いた事があります。

なので仕事が終わった後を自分の時間としてしっかり確保できます。

ただ検診施設やクリニックに就職すると、その施設が専門とする分野しか経験できないというデメリットがあります。

なので例えば、救急をやってみたい...、循環器をやってみたい...、と思ってたくさんの診療科がある総合病院に就職した際はゼロから始めるという事なので、経験するなら若いうちに経験しておいた方がいい気がします。

これは完全に私の主観なので、メリット・デメリットを考えて自分に合った道を選んでください。

ただ医療界は結構転職が多いので頭の隅に置いといて頂けたらなー...と思います。

 

 

5.急な休みは取りやすい?

病院にもよると思いますが、放射線技師に限らず医療従事者は結構休みは取りづらいと思います。

医療って「明日にまわそう」が出来ないんです。

特に急遽 用事が入って「休ませてほしい!」ってなっても、「明日やればいいから良いよ!」ってはならないんです。

なので1人いないだけで仕事が回らなくなって、もともとお休みだったはずの人が出勤しないといけなくなったり...職場へのダメージは結構大きいです(笑)

自分の希望休みは勤務表作成前であれば恐らく通るはずなので安心してください。

知っておいてほしいのは、命を預かるこの仕事は自分のペースで働くのは難しいって事です。

 

 

6.まとめ 

いかがだったでしょうか?

放射線技師の仕事は

・特にお金に困らず、仕事に失う危険が少ない

・職場によって給料は異なる

・稼ぐチャンスはたくさん

・お休みを取る自由度は一般企業と比べてやや劣る

 

このような点が挙げられます。

今後も放射線技師のあれこれを説明するブログを書いていこうと思いますので、気になった方はぜひまた見に来てくださいね👋